歴史ある渋谷の質屋

質屋というと、学生時代の友人の家が質屋でした。
最初は、失礼な話ですが、家にある不要なものを引き取ってもらうっていう感覚が強かったのですが、実際に内部を知ると、非常に歴史があり、非常に難しい仕事であることがわかりました。実際に商品を引き取るにも顧客との駆け引きもあり、妥当な金額というのを提示するためには、常にものの価値がどのように動いているかを把握している必要があります。
価値の無い、売れない商品を引き取ったら、それは場所確保も大変ですし、単なるガラクタになってしまいます。

最近では持ち込まれる商品が、高級ブランド品、海外の高級腕時計、貴金属、宝石やダイヤなどが多いようで、高級ブランド品の流行や最新の売買相場などを、質屋は把握していないといけません。新宿や渋谷あたりの質屋には、最新のカルティエのジュエリーや、ハリーウィンストンの数百万円するようなダイヤリングが持ち込まれることもあるそうで、東京の新宿や渋谷の質屋は最新高級ブランド品の相場を常にチェックしているようです。

さて、友人の家は確かにずーっと置いてある商品もありましたが、頻繁にローテーションが行われていました。今になって思うと頻繁に売買が繰り返されていた証拠ですよね。そういう目ざとさが必要なのが、質屋という仕事の肝なのだと思います。

質屋は目利きが出来なければいけませんが、それ以上に歴史的な見識がないと難しい仕事かも知れません。昔の有名な○○の作品として持ち込まれたもの。それが本物かどうかを見極める眼力はそうそう培われるものではありません。
そういう意味でも、質屋って奥深く、歴史あるお店だと思います。

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